幼児教育をする上で、皆さんはどのようにして行っていますか?
夫婦で協力していますか?それとも母親だけが熱心に教育していますか?
この、幼児教育をどのようにして行っているかも、子どもの成長に大きく関係してきます。
つい子どもの教育に集中してしまい、他のことに手が回らなくなってしまっている方も注意が必要です。
母親だけが張り切るのではなく、父の担当と母の担当をきちんと決めておきましょう。
そうすることで家族全体が上手く回るようになり、幼児教育もスムーズにいくようになります。
父親に無理な協力を要求するのはNG
また、母親だけに負担がかかりませんから、家族にとってストレスも軽減できます。
ただ注意したいのは、父親に無理に協力させることです。
男性にとって育児は簡単なことではありません。
大変だと分かってはいても、仕事で疲れて帰って来ると、子育てどころではなくなってしまいます。
そこを無理に手伝わせてしまうと、父親はストレスになり家にいることが苦痛になってしまう恐れがあります。
ですから、チームワークが大事といっても、父親に無理な協力を要求するのはNGです。
では、どうすれば良いのでしょうか?
まず、父親は家族の大黒柱として一生懸命外で働いています。
ですから、無理な注文はせず、小さなことから手伝ってもらうようにしましょう。
母親が片付けをしているときは父親が子どもの面倒を見るなど、小さなことでもきちんと役割分担をしていると、幼児教育でのストレスも感じにくくなります。
幼児教育のために親がするべき3つのこと
幼児教育には、親も大きく関わってきます。
もちろん、重要なのは、ただ幼児教育をはじめれば良いというわけではありません。
子どもがスムーズに教育をはじめられるように、親がするべきことがあります。
目標の設定力
1つは、目標の設定力です。
本来、目標の設定は子どもが自らしなければいけません。
そのサポートをするのが、親の役目です。
子どもとのコミュニケーションの中で、将来をイメージさせ幅広いことに興味を満たせることで能力の向上に繋がります。
また、モチベーションを維持するのにも必要不可欠です。
身につける方法は、百科事典や図鑑が効果的だといわれています。
事典は、目立つ場所に置くこと。
いつでも手に取り調べられる環境を作ることで、目標設定力を身につけることができます。
理解力
2つは、理解力です。
理解力といってもさまざまですが、ここでいう理解力とは『本質を見抜く理解力』のことをいいます。
出てきた疑問をひとつひとつ解決することで、本質を見抜けるようになります。
分からないことは誰でもありますが、それをそのままにしておくと本質を見抜くための理解力は身につきません。
身につけるためには、美術館や科学館などに積極的に連れて行くことも大切です。
学ぶ姿勢
もちろん、継続して学ぶ姿勢を持つことが大事です。
そのためには、規則正しい生活習慣を身につけ、規則を守るようにしましょう。
ただし、親が決めないこと。
ここで、目標設定力が関係していきます。
子どもと相談しながら、子どもが納得する生活習慣を作るようにしましょう。