幼児教育で大切なことはたくさんあります。
そのすべてをこなすのは難しいですが、幼児教育の方法で悩んでいる方は、参考にしてみるときっと新しい発見があるはずです。
さて、皆さんは幼児教育でどのようなことに気をつけていますか?
家庭によって気をつけている点はさまざまですが、すべての方に注意してほしいのは、『子どものペースを乱さない』ことです。
失敗を恐れてしまわないように
子どもと大人では、当然覚えるスピードは違います。
また、子どもにもそれぞれ性格がありますから、覚えるのが早い子もいればそうでない子もいます。
それを親の欲求のままに怒ってしまうと、子どもはやりたいことができなくなってしまいます。
要するに、上から抑えつけられてしまうので、自信や勇気が持てなくなってしまうのです。
ですから、『まだ分からない』のであれば、子どもが分かるまで待ってあげるか、分からないという子どもを分かってあげることが大切になります。
たとえば、『ゴミは捨てるもの』と教わっても、ゴミの分別は子どもにはできません。
そうなると、新聞紙も雑誌も捨ててしまう可能性があります。
そこで『なんでできないの?』と怒るのではなく、ゴミではないことをきちんと説明し、分からないことを理解してあげる姿勢を持つようにしましょう。
すると、おもしろいほどに子どもはスイスイ覚えていきます。
失敗を恐れないようになりますから、積極性も身につくはずです。
子どもは、大人が予想していないことをやります。
親はそれを見てびっくりしますが、きちんと説明し、子どもが理解するまで広い心で待ってあげます。
たとえ覚えるペースが遅くても、それがその子のペースですから乱してはいけません。
幼児教育をするときに、これらの考えはとても役に立ちます。
子どものペースに合わせ自由に好きなことをやらせてあげることは、子どもの成長にも良い影響を与えます。